長時間飛行・長距離伝送を実証――余市湾でハイブリッドドローン検証

2025年10月30日、余市湾（畚部岬～余市川河口）にてFRSコーポレーション株式会社様（以下、FRS様）と合同でハイブリッドドローン（動力源としてガソリンエンジンとバッテリーを組み合わせたドローン）の飛行演習を行いました。

海岸施設の調査・点検においてハイブリッドドローンを活用することで、長時間・長距離の飛行が可能となり、災害時により迅速かつ効率的な調査・点検が可能になると期待されます。

本演習では、海岸施設（消波ブロック等）の撮影を行い、画像・動画データ伝送等の実証を行いました。

演習の結果、

・（ガソリン容量5～6L中）約2Lの使用で、1時間半程度の飛行が可能であること

　※一般的なドローン（バッテリー駆動）は、40分程度

・ 離着陸地点から約2.2kmまでの飛行距離において、画像・動画データ伝送が可能であることを確認できました。

今後はFRS様のご協力のもと、画像解析（簡易オルソ作成）を行い、地理情報（GIS）データとの連携や画像・動画解析（AI等活用）の検証を進めていきたいと考えております。

また、災害調査での運用方法等について、関係各所への提案を進めて参ります。
ドローン・ハイブリッドドローンを活用した画像解析、点群取得、画像・動画撮影等に興味ある方は弊社HPのお問合せ(https://www.aqa-tech.com/contact/)よりご連絡をお願いします。